Expedision(account of voyage)

 

 

 第八回「旨し!九州」第一章「ドライブドライブ」

 

以前からホームページ内のプロフィール&ノティスというコンテンツで書いていましたが

ひょんな事から「車で九州に行かないか?」というお声がかかり前回は様子見で5月に3

人で行ってきました。

その時は記事にしませんでしたが、連休でなくても強行軍で九州遠征が可能なのは週末ア

ングラーの自分にはありがたく、これからも年に数度は一緒に行こうという事で話が決ま

り、これが2回目の福岡ドライブ遠征。

今まで9割方は単独の飛行機遠征だったので、1回目から楽しませて貰いました。

今回は4人でお出かけです。

 

 

 

 

 

’10年9月18日。先ずは2つ県境を跨ぐ杉浦さんと合流する為高速道路をひた走りま

す。9月なのにエアコンガンガン。

今度はまた県境を1つ跨いで橋本さんと合流。前回はお二方とご一緒させて頂きましたが

今回は廣川さんも参加で4人でゴーです。

 

 

 

 

 

さぁ、向かうは自分の地元から約900キロ先の福岡は姪浜。

長距離トラックのドライバーさん並みの長距離移動ですが、前回の経験から3人いればそ

こそこ行けちゃいます。メンバーもイケてる(イっちゃってる?)ので苦を感じず道中も

楽しいです♪

 

 

今年は年初に良いGTを釣って以来ソルトは苦戦が続いているので、かなりモチベージョ

ンが下がり釣りが楽しめていませんでした。

釣り仲間に恵まれれば釣れない時も笑って過ごせる。みんなから学ばせて貰った事です。

釣れない時を笑って、でも結局デカいのが釣りたいのだけど……。

 

 

 

 

 

てな訳で今回も海楽隊さんに乗船で出港です。さてさて、今日も一日頑張ります♪

 


 

 第八回「旨し!九州」第二章「ゴモク珍客〜状況変化」

 

さぁ、出港です!

九州の海にはワンサカ夢が詰まっとります。

 

 

 

 

 

ポイントに到着。壱岐→七里もしくは七里→壱岐のいずれかがお決まりのルートですが、

今回は七里から。

 

 

 

 

 

おのおのドキドキしながら?はやる気持ちを抑えつつもタックルの準備・お肌の手入れ?

に余念がありません♪

ワクワクする気持ちとは裏腹に七里は激シブ状態、ソナーや魚端に反応は出るもののロッ

ドがブチ曲がる事は無く。

時間は流れて七里は見切って壱岐へと移動です。

 

 

壱岐に到着後も状況は好転せづ、暫くは忍耐の時間が続きましたが。

 

 

 

 

 

杉浦さんがジギングで両型のカツオをゲット。おぉ!旨そう。

皆今夜の酒の肴がゲット出来たと大喜びで歓声が上がる。今年は9月とは言え猛暑続きで

数週間からひと月ほど海の季節が遅れている感じ。

続いて自分がインスティンクトでデっかいガシラをゲット!!ってなんでガシラ?この記

事用の写真は撮り忘れるはヒラマサの気配は無いはで実釣的にはなかなかテンションが上

がりません。

とは言え肴・オカズの調達は盛り上がります。

 

 

 

 

 

橋本さんがジギングでヤガラ?をゲット!「ながっっ!!」

 

 

 

 

 

水だこも登場。「キモっっ!」

 

 

 

 

 

橋本さん、またまたゲット!なかなかのファイトを見せて揚がって来たのはこれもご馳走

旨そうなカンパチでした。橋本さんご満悦♪♪

この後同船者の方々がカツオやキメジを釣って、ひとしきりするとまたまた静寂の時間が

訪れます。

単独遠征の時はこの時間をやり過ごす時に「ルアーのテストをやっていて良かった」と感

じる事がたまにあります。

気があって話す事が出来る方がいない時は、釣りに集中出来る要素が1つでも多い方が助

かります。

自分は今回ほぼキャスティングで通しましたが、この時まで全く気配なし。

 

 

その中でも午後3時を超え、少し状況が変わった気配を感じました。

最初の信号は不意にキマイラを襲ったシイラでした。一瞬魚が後ろに着いたのが目視出来

た次の誘いで食って来ましたが、シイラだと分かっていい加減な合わせを入れてしまい、

数秒ファイトするもフックオフ(汗)。

12〜3キロ程のシイラだったので遊ばせて貰えば良かったかなぁ、と意地汚い事を考え

る自分。

時間帯が変わったのを感じた自分はジャークに気持ちが入ります。

これをキッカケに大多数の同船者の方がキャスティングに切り替える。

チャンスはその日その時訪れるかどうかは、やり切って納竿して終わってみないと絶対に

分からない。

チャンスは訪れたとしてもいつも一瞬で過ぎ去ってしまう。絶対にチャンスを逃してはイ

ケナイ。

 


第八回「旨し!九州」第三章「ゴモク珍客〜状況変化」

 

時間帯が変わったのを感じた自分はジャークに気持ちが入り徐々に集中力を高めていきま

す。

このシイラをキッカケに大多数の同船者の方がキャスティングに切り替える。

 

 

 

 

 

直ぐに答えは返って来た!ってサワラかい!!

4キロとちょっと。なかなかのサイズではある。ただヒラマサタックルでは秒殺で楽しめ

ないのは否めない。ヒラマサはどこだ!!!!!

 

 

 

 

 

ほどなくして廣川さんが同じくサワラをゲット。相変わらずヒラマサの活性は上がらない

様だ。

 

 

ただ夕方も近づいて何だか気配が感じられるようになって橋本さんがバイトを自分はキマ

イラでチェイスを得た。

が、ここでタイムアウト。

「あぁー」

と後ろ髪引かれる思いだったが、これも釣り。仕方が無い。

それぞれに「あと1時間あれば……」と口にしながらも、そこはしっかりしたキャリアを

持った大人の釣り人(自分は幼稚な釣り人ですが)今夜の宴に気持ちをシフトした。

東野船長が今夜の肴にと入念に〆てくれた玄界灘のウマウマ魚がワンサカ。

お陰さまで写真に撮った以外にも食材の調達だけは無事に遂行。

「あぁービール飲みてぇ!!!!!!」

 


第八回「旨し!九州」第章四「うまうまラクラク〜」

 

釣れなかったものは仕方が無い。せっかくだから福岡を楽しんで行こう!ってことで、先

ずは今夜は宴会だっっっ!の仕込みです。

 

 

 

 

 

そう言えばエンジェルズエンジンのステッカーを海楽隊さんの船に貼って貰いました。ペ

タペタペターっと

 

 

 

 

 

 

 

 

東野船長が目立つ所にバッチリ貼ってくれました。ありがとうございます。

 


 

 

 

ここにもジャーン!ブラックとレッドがあります。メタリック調で結構「かっこ良い!」

と評判頂いています。ホームページから購入可能です、是非どうぞ♪

 

 

 

 

 

みんなで釣ったお魚達が、こんなのや

 

 

 

 

 

こんなのに変身!ウマウマうまそーー!あまりにも美味くて写真を撮るのを忘れてしまい

ましたがカツオの血合をレバ刺のように油と塩で食ったのは絶品だった。東野船長が腕が

だるくなるくらい神経締めしてくれたので考えられないくらい美味くて、普通臭いがする

血合が一切匂わなかった。ミラクル。

場所はいつもの下山門の波津城です。

 

 

 

 

 

待ち切れなーい、なんで早速かんぱーいです。

 

 

 

 

 

仲良し。

 

 

 

 

 

写真を撮っている船長の写真を撮影。それにしてもみんな異常に楽しそうです。勿論自分

も異常に楽しかったです。

 

 

 

 

 

連日の操船と夜のお付き合いで船長お疲れの様子。船長無理言って誘ってすみません。奥

さんは船長に一味をかけてかじるのだろうか?

 

 

楽しい反省会?も終わりを告げ、名残惜しい船長とお別れをして4人でホテルへ向かいま

す。

 

 

 

 

 

今夜の寝床。ちょっと飲みすぎましたが、ホントに楽しかった。寝る前に一瞬「あぁ、チ

ャンス無かったなぁ」と今日の釣りを思い返しかけましたが、少し面倒になって少しエロ

い事を考えてあくびをして寝ました。

 

 

次の日はチェックアウトしてからちょっとした観光でお楽しみ。単独遠征ではまず観光は

しないけど、誘って貰って行く観光は楽しい嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

ホークスタウン。今日は何かイベントがあるらしく、ユニホームを着た子供やおじさんや

おばさんやお兄さんやおねいさんがいっぱいいました。

 

 

 

 

 

旨いと評判のラーメン屋さんらしいです。”にしたにけ”?”にしたにや”?どっちでし

ょう。自分は麺は固目でこってりのヤツの大もりを食らいました。

 

 

 

 

 

お持ち帰りを待つ御一行。こんな人たちが店の前を占拠してしまって営業妨害にならない

のでしょうか?(笑)

 

 

 

 

 

せっかくなので釣り具屋さんも覗いてみました。ブルーウォーターハウスさん。何故だか

品揃えがそんなに大幅に違わなくても知らない釣り具屋さんを見て回るのはワクワクして

楽しい。

 

 

 

 

 

福岡としばしお別れ。あぁまた早く戻って来たいなぁ。

今まではビッグチャンスをラインブレイクで逃してばかりだったが、今回はビッグフィッ

シュに関してはチャンスすらめぐって来なかった。

チャンスが一瞬でも目の前を通ったら絶対に捕まえてやる。次は絶対。次は絶対。

ルアーをまた改良して、進歩させて。自分ももっとレベルアップして。次は絶対にビッグ

フィッシュを膝に抱っこするんだ、って思いながら福岡の街を車窓に眺めた。

 

 

姪浜から900キロ先の自宅まで残り150キロ。自分の車に乗り換えて、一人ひた走る

深夜の高速道路は常夜灯に照らされて、まるで滑走路の様だった。

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